静かな美を体感 -和道流空手の魅力-

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先日、東京武道館にて第61回和道流空手道連盟全国大会が開催されました。

和道流空手は、日本伝統の武術と沖縄生まれの唐手が融合された武道です。

創始者は初代大塚博紀先生で、日本の空手四大流派の一つとして知られています。

今回の大会は三代目の大塚博紀先生が宗家を継承されてから10年という記念の大会でした。

私は、私の空手の先生から誘っていただきこの大会を観に行く機会を得たのでした。

大会の中で私が感銘を受けたのは、若い空手修行者向けの種目を残しながら、和道流独自の組手技術を活かし試すことのできる種目を設けているということでした。

そして、私が楽しみにしていた大塚先生をはじめとする総本部の先生方の特別演武も観ることができました。

大塚先生は対短刀、対太刀の演武をされました。

流派によっては、ダイナミックな動きで観客を興奮させる演武も見られます。

一方で、和道流の先生方の動きは静かで、無駄がなく、使うことに根ざした美を感じました。

心が鎮まり、物事の深さに触れることができる体験ができたと思いました。

和道流空手は、静かで洗練された動きの中に、日本文化の美しさを感じられる武道だと思います。

機会があれば、ぜひその世界を体験してみてください。

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