学び続ける社会人の少林寺拳法への情熱

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先日、社会人の少林寺拳法修行者による自主稽古を見学する機会がありました。

私は、武道のプロフェッショナルな指導者に価値があると考える一方で、社会人として日々の生活を送りながらも自己研鑽のために武道を学び続ける人々の存在には、大きな文化的意義があると感じています。

今回は、社会人2年目の安留(やすとめ)さんの自主稽古にお邪魔しました。

最近、大学の少林寺拳法部の先輩(年齢は二回りほど上)と連絡を取る機会があり、稽古をつけてもらえることになったそうです。

少林寺拳法には、主に剛法と柔法の稽古があり、この日は先輩が自身の知識と経験に基づくコツを伝え、それを安留さんが黙々と繰り返しながら習得していく、という内容でした。

先輩の動きからは、長年の修行による熟達した技術と深い経験が感じられました。

稽古を終えた安留さんは、少林寺拳法は技の豊富さに加え、職場や家庭の外に広がるコミュニティ、そして先生や仲間の温かさが魅力だと語ってくれました。  

こうした言葉からも、武道は単なる技の習得にとどまらず、人とのつながりや精神的な成長をもたらすものなのだと改めて感じます。

社会人になってからも、こうした学びの場があることはとても貴重だと思います。

今後も自主稽古の様子をレポートし、皆さんにお届けできたらと思っています。

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